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平成26年度第1回見学会
東京大学生産技術研究所

岡部先生ご講演
5月16日26年度第1回見学会が東京大学生産技術研究所様で実施されました。この見学会は広報委員会交流企画分科会の企画で、25名の参加者がありました。

 東京大学生産技術研究所岡部洋二先生の研究室では、超音波を用いた構造ヘルスモニタリング技術として、超高感度な光ファイバ超音波センサの開発に基づく複合材のAE計測や、PZTファイバから構成されるフィルム状圧電超音波素子と組み合わせたガイド波の送受信に基づく内部損傷の検知手法を研究されています。

当日は、会場となった東京大学総合研究実験棟コンベンションホールに参加者が集合、はじめに岡部先生から先生が研究されている4つのテーマについてご説明いただきました。

デモ1
 その後、会場の後ろに準備していていただいた2つの実験装置を使って、実際の測定の様子を見学しました。高感度光ファイバ超音波センサシステムについては高感度光ファイバ超音波センサによる擬似AE信号の計測の状況を、MFC/FBG超音波伝播システムについては、MFCアクチュエータとFBGセンサを用いたLamb波の送受信の状況を見ることができ、実際にデータを測定する様子がよく分かりました。

デモ2
 

 盛りだくさんの内容で、充実した2時間の見学会となりました。また、実際に測定している様子を見て、参加された皆様から活発に質問が出され、高い関心を持って参加して下さったことを実感しました。参加された皆様にとって、今後の企業活動に有意義な見学会になったのであれば、幸いです。
 最後になりますが、岡部先生のご親切な対応と岡部研究室の皆様による実験装置の準備と説明、見学会にご参加いただいた皆様のご協力に、心より感謝いたします。また、これからもタイムリーで皆様の関心にそった見学会を企画したいと考えていますので、今後ともよろしくお願いいたします。


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