11月10日(木)開催のJFCA 設立30周年記念式典は、423名の御出席を得て盛会に終えることできました。特別功労賞表彰の後の記念講演会では、東工大の東先生から日米欧調査を踏まえた「Roadmap2050」をお話しいただき、来る30年を考える上で重要な指針となるものでした。基調講演では、村田社長から「村田製作所の成長の軌跡と戦略」、カリフォルニア大学の中村先生から「高効率青色発光ダイオードの発明とその後」をお話しいただき、今後の事業や研究開発に大きな示唆を与えるものでした。
祝賀会では、糟谷経済産業省局長、小松文部科学省局長、武田厚生労働省局長(代理)をはじめ国立研究所、学会からVIPを迎えての鏡抜き、第4代小原会長(日本ガイシ)への特別表彰、米国セラミックス学会(オハイオ州)、米国先進セラミックス協会(ワシントンDC)及び欧州Ceramic Applications(ドイツ)からの記念盾と記念
品の贈呈、30年をしのぶパネル展示・ビデオなど、会員企業の多大な御協力と御支援により盛大な祝賀会となりました。また、会場には30年前の1986年お正月映画である「Back to the Future」の音楽が流れ、雰囲気を盛り上げました。歓談では、久し振りの再会の方も多く、一緒に30年の歴史、先人をしのび、当時を思い起こすことが出来ました。
私共、今回の30周年を新たな出発地点として、次の10年、20年に向けて、ファインセラミックスが社会のため人類のためになくてはならない素材となるように一歩一歩確実に邁進していく所存です。引き続き皆様方の御支援のほど宜しくお願い致します。ありがとうございました。