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JFCAの近況(20170123)

みなさま、おはようございます。
今日は毎年恒例となりましたテクノフェスタ・新春懇親会・標準化講演会です。一足先に情報をお届けいたします。

(日米の高機能セラミックス展)
 来る4月5日(水)から3日間、高機能セラミックス展(高機能素材ワールド展)が東京ビックサイトで開催される。出展社は昨年に比べ2割増の見込みで、基調講演では、日本特殊陶業・尾堂社長、京セラ・稲垣執行役員、コーニングインターナショナル社長の講演が予定。この展示会の特徴は、①直接商談ができる、②参加者が多い(昨年7万人弱)、③外国人が多いことです。また、展示会と並行して4月6日(木)にフルラス岡崎記念・先端シンポジウムが開催され、最新のセラミックスの情報が聞ける。
www.fokinen.com.
 また、4月25日(火)から3日間、北米最大のセラミックス展示会Ceramic EXPOが、米国・クリーブランド(オハイオ州)で開催される。米国企業の出展に加えて欧州企業の出展も多く、日米のセラミックス技術比較には有益です。また、展示会と並行して3日間にわたり技術セミナーが開催され、セラミックス複合材(CMC)、セラミックスコーティング、医療用セラミックス等についてセミナーがある。先週、米国の市場調査会社は、2026年のセラミックス複合材市場規模は$7.51billion(8,560億円、年率9.65%)と発表し、米国の複合材への関心の高さが分かる。
www.ceramics-japan.jp/(日本)
www.ceramicsexpousa.com(米国)

(先進コーティングアライアンス)
 昨年4月に28社で発足した先進コーティングアライアンスは、41社に拡大し数字が関心の高さを示す。セラミックスは、①モノリシックセラミックス、②セラミックマトリックス複合材料、③セラミックスコーティングに分類されるが、コーティングは欧米市場に比べて日本市場は小さく期待大の分野。グローバルには、蓄電池やパワーエレクトロニクスなどのエネルギー分野、更には医療分野をはじめとして用途展開と市場規模の拡大が続く。日本のインキューベータ(孵化器)の役割を担うアライアンス、最近、複数の共同研究が孵化しつつあるが、そのためにはスーツ姿の対話でなく、腹を割った対話が重要。天才イチローも三割しか打てない訳で、我々はどんどん
打っていかないと成果を得るのは難しい。
 もうすぐ1年を迎えるアライアンス、来年度から新規会員については年会費に加えて入会金(10万円)が付加されるので御注意頂きたい。JFCA会員のアライアンスの年会費は半額と同じです。
www.adcal.org





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