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2017年 JFCA十大ニュース

早いもので、今年も残すところ3日となりました。公私ともに色々なことが起こった一年でしたが、皆様の2017年はどのような年だったでしょうか。恒例の今年のJFCA十大ニュースです。引き続き、来年もよろしくお願い致します。

(JFCA十大ニュース)
1.ファインセラミックス生産額、過去最高の2.7兆円
JFCA産業動向調査委員会は、前年度に続き、昨年度のファインセラミックス生産額が、過去最高の2.7兆円(対前年度比7%)と発表。エネルギー・環境の時代の要請に応えるセラミックスへの期待大。
2.ISO/TC150(外科用インプラント)名古屋総会
9月に名古屋国際会議場で第35回ISO/TC150総会を開催。15ケ国から約200名が出席。バンケットで地元の服部半蔵忍者隊のおもてなしに拍手喝采と記念写真。7月には、イタリア・ミラノで第24回ISO/TC206(ファインセラミックス)総会を開催。

3.JFCA理事会役員選挙
5月開催の第31回総会で、室町会長(再任)、村田副会長(再任)、大川副会長(新任)を選出。昨年の設立30周年記念式典・祝賀会を挙行の室町会長の第2期が始動。

4.省エネルギー分野での国際標準の獲得・普及促進
経済産業省から3年計画で次世代パワエレ基板の熱特性評価方法に関する国際化の標準開発費(3,700万円)を獲得。日本が強みを持つ省エネルギー及びファインセラミックスの市場拡大に大きく貢献。

5.経済産業省からセラミックス複合材(CMC)推進の報告書を公表
3月に経済産業省から「平成28年度 製造基盤技術実態等調査 セラミックス関連技術の国際競争力強化に向けた調査検討」報告書で、セラミックス複合材(CMC)の研究開発の重要性を指摘。

6.先進コーティングアライアンスが大きく発展
昨年4月に28社で発足した先進コーティングアライアンス(ADCAL)は、43社に拡大。2018年2月には、国際コーティングシンポジウムの開催(東京・イイノホール)を決定。

7. A-STEP の11テーマが本格的に始動
昨年採択のJST(科学技術振興機構)/A-STEP(セラミックスの高機能化と製造プロセス革新:総額12.5億円、5年間)プログラム11テーマが、本格的な研究に入り、大学・国研・企業を繋ぐ産学共創の場が名古屋、東京で開催。

8.室町会長、ASEAN CERAMICS 2017開会式に出席
8月、バンコクで開催されたASEAN CERAMICS 2017(隔年)の開会式へ出席。タイ科学技術省副大臣とテープカットに臨みASEAN最大のセラミックス展示会を祝福。

9.学会に分野横断型のセラミックコーティング研究体が発足
 日本セラミックス協会(学会)に、日本化学会、電気学会、応用物理学会等の6学会からなる分野横断型のセラミックコーティング研究体が発足。日本のコーティングの基礎研究に弾み。

10.矢野専務、長期入院から復帰
2ケ月の虎ノ門病院生活から快癒し職場復帰。その後体調に問題なし。入院中はテレワークにより、スタッフに迷惑もかけず業務にも支障なし。働き方改革・サテライトオフィスに感謝。


皆様、良いお年をお迎え下さい。合掌





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