HOME  >  JFCAの近況(8月)2020

JFCAの近況(8月)2020


暑中お見舞い申し上げます。

 8月とは言え、コロナ、集中豪雨等で気分はカラットしません。東アジアも本格的な出水期で、中国は水害発生で延べ4552万人が被災、改めて中国の大きさを知ります。現在、中国は製造大国から製造強国を目指す「中国製造2025」の後継として「中国標準2035」を準備中。技術覇権に加え国際標準覇権にも舵を取ります。既に、2018年、30年振りに標準化法を改正。JFCA3本の矢ひとつ(国際ルールをリードする)の体制強化が求められます。何事も競争と協調です。

先月からJFCA内部レポートをHP(会員企業専用)で情報共有を始めましたのでご参考にして下さい。

 ・JFCAミニレポート:セラミックス膜の世界市場

 ・JFCAミニレポート:中国標準2035

 ・JFCAミニレポート:中国標準化法


 先月の会議は、全てweb会議となりました。また、31日のwebセミナー(電磁波センシング)も前回(220名)に続き好評(140名)で、コロナでコミュニケーション手段が大きく変化、まさに、”Time to switch”です。担当部長の試算では、セミナー参加に伴う旅費の削減により、金額換算で200万円前後の効果になるようです。


 今月は政府公募の標準開発6テーマに続く複数の調査研究応募が採択予定。セラミックス業界の更なる発展に向け調査研究の充実を図ります。8311日標準化委員会、27日編集委員会、91webセミナー(新型コロナと日本の製造業の変革)と続きます。また、827日、JFCA会員の東工大の第 1 回最先端研究Webセミナー(無料:物質と情報で切り拓くサステナブルな未来)を開催しますので御参加下さい。

また、今月からRoad Map 2050(委員長:鶴見敬章 東工大教授)の改定作業に入ります。今回は海外アンケートにアジアを加えた日米欧中に拡大し、世界の研究開発の潮流を探ります(担当部長:曽我部、高田)。

 

(新しいロゴマークの募集)

JFCAは、創立35周年を迎える2021年にJFISの国際標準開発事業を取り込んで競争と協調にグローバルなセラミックス産業の振興と拡大を目指します。今回、これを機会として新しいロゴマークを募集(83日~918日)しますので、奮ってご応募をお願い致します。なお、「最優秀賞」は賞金30万円、「優秀賞(最終候補に残った作品すべて)」は賞金10万円です(担当部長:小島)。


 今夏も「猛暑2020」の予報で、皆様、日々の健康管理に心がけて下さい。






一般社団法人日本ファインセラミックス協会:ページの先頭へ戻る