ホワイトハウス 国家安全保障会議(NSC)は、「重要な先端技術を推進するための国家戦略」と題する報告書を発表し、新興技術の推進で連邦省庁間の連携強化で急速に技術力を向上させ米国の安全保障の脅威となっている中国やロシアに対抗する姿勢を改めて強調した。
米国内の重要な先端技術の保護や育成は、これまでに商務省やその他の省庁がそれぞれ独自に重要技術を決めて管理してきたが、この先端技術国家戦略により全ての関連省庁が一つのチームとなって連携し、今後の最重要技術について共通した優先順位のもとに開発の後押しをすることになる。
この戦略には、下記のような国家安全保障会議によって重要と特定された20の技術の最初のリストが含まれている。
• 高度なコンピューティング
• 高度な通常兵器技術
• 先端工学材料
• 高度な製造
• 高度なセンシング
• エアロエンジン技術
• 農業技術
• 人工知能
• 自律システム
• バイオ テクノロジー
• 化学、生物、放射線、核の緩和技術
• コミュニケーションとネットワーク技術
• データ サイエンスとストレージ
• 分散型台帳技術
• エネルギー技術
• ヒューマン・マシン・インターフェース
• 医療・公衆衛生技術
• 量子情報科学
• 半導体・マイクロエレクトロニクス
• 宇宙技術
（英語名）
Advanced Computing
Advanced Conventional Weapons Technologies
Advanced Engineering Materials
Advanced Manufacturing
Advanced Sensing
Aero-Engine Technologies
Agricultural Technologies
Artificial Intelligence Autonomous Systems
Biotechnologies
Chemical, Biological, Radiological, and Nuclear (CBRN) Mitigation Technologies Communication and Networking Technologies
Data Science and Storage
Distributed Ledger Technologies
Energy Technologies
Human-Machine Interfaces
Medical and Public Health Technologies
Quantum Information Science
Semiconductors and Microelectronics
Space Technologies
（出所）
https://www.whitehouse.gov/wp-content/uploads/2020/10/National-Strategy-for-CET.pdf
