◇カーボンニュートラルに向けた新技術の開発
2050 年までのカーボンニュートラル目標に向け、我が国の温室効果ガス排出の約
85%をエネルギー起源CO2が占めていることを踏まえ、エネルギー分野の変革や、
製造業等の構造転換を図る。特に、①電化と電力のグリーン化(次世代蓄電池技術
等)、②水素社会の実現(熱・電力分野等を脱炭素化するための水素大量供給・利用
技術等)、③CO2固定・再利用(CO2を素材の原料や燃料等としていかすカーボ
ンリサイクルなど)等の重点分野について、2兆円の基金を創設し、具体的な目標年
限とターゲットへのコミットメントを示す企業の野心的な研究開発を、今後 10 年
間、継続して支援することで、電力、製鉄・化学などのものづくり、自動車などの運
輸部門等各分野において革新的技術の早期確立・社会実装を図っていく。上記を含
め、カーボンリサイクルやCCUS23、再生可能エネルギーをはじめとしたグリーン
分野における様々な新技術の実用化や研究開発の取組に対して積極的な支援を行って
いく。
・ カーボンニュートラルに向けた革新的な技術開発に対する継続的な支援を行う基
金事業(経済産業省)
・ カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発事業(経済産
業省)
・ 海事 24・港湾分野のカーボンニュートラルの推進(国土交通省)
・ 温室効果ガス観測技術衛星等による排出量検証に向けた技術高度化事業(環境
省)
参考参考HP:https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/keizaitaisaku.html 以上