2月18日に第3回日本ファインセラミックス協会シミュレーションスクール(WEB)が開催され80名の方が聴講されました。
近藤氏は、東京大学大学院工学系研究科原子力専攻 講師を経て、2018年に産業技術総合研究所に入所され現在に至り、主に、流体・固体およびその中間体を扱う粒子法に関する計算手法開発および産業応用に従事されています。
第3回では、粒子法の自由表面流れの計算手法について、ご講演頂きました。その内容は、粒子とは言っても実際の粒子のことではなく流体の一部を代表させている動く計算点であるという本当に基礎的なことから、最近、近藤様らが開発した高粘度流体を扱う先端的な粒子法のご紹介など多岐にわたりました。
本スクールは1回/月のペースで1年間開催します。次回は、企業(日本製鉄)の方から計算機シミュレーションを用いた鉄鋼連続鋳造プロセスの最適化に関する内容について、ご講演いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。