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 2021年度 第1回FCセミナー (WEBにて実施)
 一般社団法人次世代センサ協議会 会長 小林彬 氏
「センシング技術の今後の進化を予測する」
 


4月27日に、2021年度日本ファインセラミックス協会第1回FCセミナーとして「センシング技術の今後を予測する」をWEBにて開催しました。参加者は約130名と非常に多く、センシング技術に対する関心の高さがうかがえました。


現在、サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより経済発展と社会的課題解決を両立する新たな未来社会「Society5.0」が提唱され、世の中が大きく変貌しようとしています。その際は、新しい機能・性能を有するシステムが求められ、その実現にはセンシング技術の発展なくしてはありえません。


ご講演では、センサが自律的に目的にあった情報を発信することをセンスパイア(SENSPIRE)とし、複合計測の必要性、量子化現象を応用したセンシング、新しい材料などについて解りやすくご説明頂きました。最後には、今後の社会を牽引していく人たちにも通じる心構えを、権威・こだわり・過去の柵・思い込みの4つから脱却し発想の転換が必要と説かれ、多くの聴講者の方に響いたのではないかと感じました。

小林彬氏は、1969年東京工業大学にて博士課程を修了後、東京工業大学工学部教授、大学評価学位授与機構客員教授、帝京平成大学現代健康メディカル学部教授等を歴任された後、2014年から次世代センサ協議会会長としてセンシング技術に関連した業務に精力的に従事されておられます。

以上







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