第2回JFCC先端技術セミナーをWebにて開催いたします。
「ゼロエミッション技術とコロナ感染対策をめざした革新材料開発/解析技術」
をテーマに最先端の研究開発の取り組みを紹介いたします。
ぜひご参加ください。 また、社内関係者にも展開していただけると有り難く存じます。
◯開催概要
日 時:2021年10月5日(火) 13:30~15:00
配信方法:Teamsで配信
プログラム:【講演30分、質疑10分】
講演1:電子顕微鏡を用いた材料解析 ~複合評価・解析による課題解決~
講演者:ナノ構造研究所 主任研究員 加藤 丈晴
概 要:材料を開発する上で、その微細組織を把握することは極めて重要です。
本講演では、主に、集束イオンビーム(FIB)-走査型電子顕微鏡(SEM)複合機を
用いた燃料電池モデル材料の3次元解析と、後方散乱電子回折(EBSD)/エネルギー
分散X線分光(EDS)複合評価法による超電導接合組織の組成および結晶方位解析
結果を例に紹介します。
その他、JFCCでは透過型電子顕微鏡(TEM)、SEM観察に必要な試料作製および
観察ノウハウを多数保有しておりますので、材料の組織観察にお困りの場合は、
お気軽にお問い合わせ下さい。
講演2:超高感度ウイルス検出用磁性微粒子の開発 ~セラミック微粒子合成法の応用展開~
講演者:材料技術研究所 上級研究員 橋本 雅美
概 要:ウイルス検出用磁性微粒子の感度を上げるためには、抗体の結合サイトの
上昇および磁気応答性を上げることが必要です。本講演では、JFCCが保有する
セラミックス微粒子合成手法である噴霧熱分解法を利用して組織制御を行うこと
により、従来のポリマー粒子中に酸化鉄が分散した構造よりも、比表面積が大きく、
酸化鉄含有量の多い微粒子の合成手法を紹介致します。
参加費:無料
定 員:300名(先着順)
申込方法:下記JFCCのHPよりお申し込みください。
申込み〆切:9月30日(木)
なお、定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めにお申込ください。
以上