ファインセラミックスは、国内生産高が3.6兆円で世界市場トップの40%シェアを占め、グローバル成長率年6.3%と日本の重要な成長産業であり、情報エレクトロニクス、自動車、環境、エネルギー、医療福祉、航空宇宙等の様々な分野において技術革新に不可欠な材料です。
日本ファインセラミックス協会は、国際標準ISO/TC206(ファインセラミックス)及びISO/TC150(外科用インプラント)の国内審議団体として、またISO/TC206及びISO/TC150/SC7(再生医療機器)の国際幹事国として活動を行っており、これまでに発行された規格はTC206で145件、TC150で174件に達します。
一方、カーボンニュートラルやデジタル化、SDGsなど、世界では社会ニーズや産業構造が急速に変化しています。国際標準の世界においても、米国、欧州、中国はそれぞれの強みを生かした戦略的な行動を起こしており、日本の産業界も国際標準化戦略が強く問われる時代となっています。
このような背景のもと、日本企業が取るべき経営戦略の中で、どのように国際標準化に取り組むべきか、産業界における標準化の戦略的活用について考える場を提供するため、政府、大学、企業という異なるスタンスから国際標準化の専門家をお招きし、ご講演いただきます。皆様の積極的なご参加をお待ちいたします。
●日時:2023年1月18日(水)13:30~16:40
●場所:①会場 日本自動車会館 くるまプラザ会議室(当協会事務局の斜向かいの建物)
(東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー1F)https://www.toyotafudosan.com/hall/hall04/
②WEB(Teams)
●プログラム
13:30~13:40 開会挨拶/ JFCA 専務理事 矢野友三郎
13:40~16:30 ご講演
(1)「国際標準化の世界~知らない世界・・・ということでもない世界~」
経済産業省JISC 事務局 猿橋淳子 様
(2)「ビジネスにおけるルール作り(標準化)の戦略的活用」
一橋大学 イノベーション研究センター 教授 江藤学 様
(3) 「窒化ケイ素ベアリングボールと国際標準化」
東芝マテリアル株式会社 阿部豊 様
16:30 ~16:40 閉会 /事務局
シンポジウム終了後、懇親会を予定しています(対面参加者対象)。
●定員:開場参加60名/Web参加100名
●参加費:無料
●申込方法:会員専用コンテンツよりお願いします。→https://www.jfca-net.or.jp/members/view/4444
●申込締切:2022年12月28日(水)
※定員に達し次第、受付終了させて頂く場合もありますので、ご了承下さい。