近年産業界において、付加価値のある多品種少量生産技術として3D積層造形が身近になっており、樹脂用の3Dプリンターは個人が各家庭で使用するレベルで世の中に浸透しています。一方でセラミックスを使用した3Dプリンターはいまだ課題が多く、先行する樹脂、金属と比較するとこれからの産業であると言えます。樹脂、金属との類似点、相違点を明確にしつつ、セラミックスの安定した物性を活かした航空、医療、エネルギー分野等への新たなアプリケーションの発掘が急務であり、セラミックス業界全体で様々な情報を共有・発信する必要があります。
この度、日本ファインセラミックス協会では、セラミックス3D積層造形研究会(委員長:武藤浩行 豊橋技術科学大学大学院工学研究科教授)を発足する事と致しました。研究会では、この分野の国内外の情報共有と研究開発を強化し、各委員の要望に応じて、セミナー、見学会、市場調査、海外調査等の機会を設け、必要に応じて国プロ提案を目指したいと考えております。
会員企業の皆様には貴社内に広く展開していただき、多くの皆様のお力添えを頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。詳細は下記添付ファイルをご参照ください。ご応募お待ちしております。