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JFCAの近況(4月)2023


今月は、新年度・新学期と節目の月です。今日の大きな潮流は、Energy Transition、Environmental Transition、Digital Transitionの3つの移行と言われ、変化を受け入れるには葛藤が伴うものです。古い服を脱ぎ捨て新しい衣装をまとうには時間がかかりますが、その道筋は苦しみばかりが待っている訳ではありません。適度に合わせて一つにする和洋折衷や多文化共生には何らかの快感も伴うものです。そういったTransitionの中から新しい日本人が生まれてきます。最近、意識改革のためJFCA事務所に海外インターンを迎えるのも良いのではと考えています。

先月は、運営委員会、理事会で来年度の業務計画・予算が採択され、会員企業は120社を超えました。24日の第1回3D積層造形研究会は、23社から60名以上の参加を得ました、CN研究会は委員会に昇格しサステイナブル委員会(委員長:東大・星野教授)として発足、31日に第一回委員会が開催されます。その傘下にGHG削減分科会(分科会長:名大・北教授)とCN貢献分科会(分科会長:北大・忠永教授)が設置されました。また、年度途中から採択された厚生労働省のPRISM事業(3,000万円)は、今後のTC150(外科用インプラント)の基礎資料編集、海外とのネットワーク強化など大きな成果を得ることができました。改めて関係者の皆様に感謝です。

今年度は、理事改選期(任期2年間)にあたり、今月は来月の理事会・総会に向けた準備、役員選考委員会、会計監査と忙しい月になります。18日はCN貢献分科会で、セラミックスの新しい市場開拓に向けた議論が始まります。19~21日は高出力レーザに関する国際会議TILA-LIC  2023(パシフィコ横浜)へ理研・分子研・三菱電機・神島化学・JFCAの受託グループが参加します。また、5月連休明けの5月17~19日は、セラミックスジャパン(インテックス大阪)展示会です。


(ナノ粉体に関する成果報告書)

今年度、自主事業で実施した「ナノ粉体を用いたファインセラミックスプロセスインフォマティクスのための新規格の提案」がまとまりました。HP(会員向けコンテンツ)にアップしましたのでご活用下さい。なお、来年度からは政府の受託事業として引き継がれます。


(人事異動)

4月の人事異動で技術担当部長としてAGCから富田成明様、東ソーから土屋聡様(日特・水野部長の後任)、国際担当部長として小柳恵子様、受託業務関係で直井佳代様(田中補佐の後任)を迎えます。「頼りになるJFCA」となるべく、引き続き会員企業の皆様の御支援、御協力を宜しくお願い致します。

以上






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