コロナ明けのGW、子供の日の計画は如何でしょうか。「その国の未来を知りたければ、その国の青年を見よ!」と言う言葉があります。2019年内閣府が発表した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(米・英・独・仏・瑞・韓・日)」で、「自分の将来について明るい希望を持っていますか」に対する答えは、「希望がある」「どちらかというと希望がある」と答えた日本の若者は60.6%と6割を超えているものの7か国中最下位でした。90%を超える米国の回答に関しては、ポジティブでないと生きられない米国社会と、なんとなく生きられる日本社会の違い故と考えれば調査数字を盲目的に信じる必要はないですが、最近日本で感じられる「今だけ、カネだけ、自分だけ」という風潮の広がりは避けたいものです。生きとし生けるもの、どうしても利己的になりがちですが、たまには「世のため、人のため」を忘れないようにしたいもの。松下幸之助も「世の為、人の為になり、ひいては自分の為になるということをやったら必ず成就します。」と言っています。
先月は、韓国セラミックス学会・釜山国立大学での講演(HP 会員向けコンテンツにアップ済)、第1回CN貢献分科会ではセラミックス産業の未来の姿について議論(担当部長:大杉)、東大・一杉研究室のデジタルラボラトリー見学会と研究会へ55名の参加、そして会計監査など充実の1か月でした。
今月は、米国Ceramic EXPO展(1~3日)、関西高機能セラミックス展(17~19日)、欧州Ceramic Network展(23~25日)と展示会が続き、協会は12日の運営委員会、22日の理事会・総会・懇親会で昨年度事業の決算報告を行います。また、9日のGHG削減分科会(サステナビリティ委員会)、25日のFC Report編集委員会と、やや忙しい1か月となります。
(関西高機能セラミックス展)
インテックス大阪での開催、コロナ明けで海外からの来場者は1000~1500名ほどになりそうです。是非、皆様、2025年国際博覧会に向け盛り上がっている大阪へお出かけ下さい。
(JFCAワークスペース)
昨年事務所の改装で、会員企業が利用可能な二人分のワークスペースを設けています。現在、主に委員会の前後で利用されていますが、ネット環境も整っていますので、出張時の時間調整にもご活用頂けます。ご利用の際は予約が必要ですので、事務局(岩頭)までご連絡下さい。
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