11月、秋も深まり読書の秋、芸術の秋、食欲の秋など彩り豊かな季節になりました。読書では紙媒体に加え電子媒体も日常の光景となりましたが、媒体への慣れが大きく影響し、高齢層にはKindleやiPadより紙媒体が落ち着くようです。秋の夜長、料理番組や大騒ぎのバラエティーなど視聴率を気にしたテレビ番組を横目に、新しい知識に触れ、物語の世界に浸たりながら静かに自分の時間を使いたいものです。毎年10月27日から11月9日は読書週間です。
先月は、10/4~6日、第30回ISO/TC206総会(京都平安神宮会館)と第8回Ceramics Japan展示会が重なり、盆と正月が一度に来た忙しさでした。総会は各WGハイブリッド開催を含め、8か国から約100名が参加しました。また、総会後に第1回日中韓標準化事務局会議(仮称)を開催し、会議ではJFCA矢野が議長に選出されました。Ceramics Japan展示会は幕張メッセで開催し、高機能素材week展示会全体で約5万人が参加しました。また、初日の交流会懇親会では、欧州セラミックスセンターとのMOU締結5周年を祝し、Florine専務へ記念の陶板の授与式が行われました。
27日の産総研・福島再生可能エネルギー研究所見学会は、見学会・講演会ともに盛り上がり、交流会を含め大変有意義な企画となりました。後日参加者から頂いた感謝メールは、事務局の励みになっています。
さて、今月は6~7日2-Days セミナー(長岡技科大)、9~10日全国組織の第36回FC関連団体連絡協議会(名古屋)、10日ADCALセミナー(千葉大・山崎教授)、20日表彰委員会選考委員会、27日産業動向調査委員会、27日第4回3D積層造形研究会(JFCC)。標準開発事業では、GaN、ナノ粉体、極薄薄膜の国際標準化委員会及びTC150/TC206国内委員会に加え、22日第2回標準化委員会委員会が開催されます。引き続き忙しい月となりますが、情報の場・学びの場・繋がる場としてご活用下さい。
(新年の大きなイベントと懇親会)
来る1月16日(火)新年恒例の第38回テクノフェスタ(発表10件)、基調講演及び新春懇親会を開催します。また、1月26日(金)、2023年度標準化セミナー及び懇親会を開催します。産業界での標準化の戦略的活用を考える場として、政府・大学・企業と異なるスタンスから講演いただきます。今月募集が始まりますので、多数の皆様のお申込みをお待ちしております。
(4月の欧州調査団の派遣)
2024年4月9~12日、欧州最大のCERAMITEC 2024展示会(ミュンヘン)に併せて、独・ドレスデンにあるFraunhofer
IKTS(セラミックス研究所、800名)等へ調査団を派遣します。調査団は現地集合又はJFCA事務局同行の2案を提案しますので、多数の会員企業(正会員)の参加をお待ちします。詳細は1月に公開致しますのでご期待下さい。
(インド展示会の調査)
来年3月6~8日、新興著しいインドで開催の第18回 Indian Ceramics Asia 2024の見学及びインド企業の訪問を検討中です。ご関心のある方は事務局(小柳国際部長)まで御連絡下さい。
(今後のスケジュール)
HP(年間スケジュール)をご覧下さい。今後1年間の日程が把握できます。
※11月15日はJFCA創立記念日で事務局は休日となりますので、宜しくお願い致します。
以上