ゴールデンウィークは、国内旅行者に加えてインバウンド旅行者も加わり、観光地はかなり賑わったようです。皆様、ご家族様との連休は如何でしたでしょうか。円安は色々なところに影響を与えています。先週の米国出張で立ち寄ったくら寿司は一人31ドル(4,500円)、帰国後に再訪問した千葉のくら寿司は一人1,000円と驚くばかり。また、現地のコーラは6ドルで、日本ならコンビニ弁当とお茶に相当し、場合によってはデザートが付くかも知れません。一方、円安の恩恵を受け久し振りに米国の友人が来日します。初めて会ったのは40年前、彼女が中学生の頃です。物事には両面があり、見方ひとつで人生は楽しいものになります。
さて、先月は、CJK(中国・日本・韓国)標準化事務局会議がwebで開催され議長を務めましたが、英語がネイティブでない会議運営は安心します。韓国の研究開発予算15%減額の報告には驚きましたが中国代表も同様とのこと。どこも政府予算は厳しいようです。
今月は、米国Ceramic EXPO展(4/30~1日)、関西高機能セラミックス展(8~10日)と展示会が続き、協会は7日の運営委員会、27日の理事会・総会・懇親会で昨年度の事業・収支決算報告を行います。昨年度もお陰様で会員増や政府受託事業増で、決算は正味財産増で終わりました。また、16日はCMCコンソーシアムセミナー、31日はFC Report編集委員会と、やや忙しい1か月となります。
(Ceramic Japan展、高機能素材week展)
例年通りインテックス大阪での開催、プラスチック・金属・セラミックスなどの最先端の素材技術が一堂に出展する世界最大規模の展示会です。また、素材産業に関わる材料の製造加工機械、検査測定分析機器などあらゆる技術が出展します。是非、皆様、来年の国際博覧会に向け盛り上がりつつある大阪へお出かけ下さい。
(欧州Ceramitec 2024、米国Ceramic EXPO 2024展示会)
Ceramitec展は、4月9~12日、ミュンヘンで開催され、JFCAは会員企業と一緒にFraunhofer IKTS(ドレスデン)及び展示会を訪問、また、欧州セラミックスセンターと合同会議。団員は、3D積層造形や環境への高まりを強く感じて帰国。詳細はHP(会員専用ページ)に報告書がアップ済。
また、Ceramic EXPO展は、4月30~1日、デトロイト郊外で開催され、会員企業と一緒に米国先進セラミックス協会(USACA)、米国セラミックス学会との会議や展示会に参加。欧州同様に3D積層造形への関心が高く、また、ハイパーソニック向けの超耐熱材料や次世代の人材育成が話題。
日本に足りないのは横をつなぐコーディネイト人材と言われ、海外ではコーディネイターは尊敬される職種でビジネス。世の中、①Strength(人材力)、②Structure(組織力)、③Relation(関係力)が、コンボのように揃った時に最大の効果(SSR理論)が生まれますが、JFCAも会員企業と日本と世界のための関係力構築、引き続きコーディネイト力を磨いていきます。
以上