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JFCAの近況(6月)2024


先月、早々に沖縄は梅雨入りし、東京も1週間後にはあじさいが綺麗な季節に入ります。

先月27日の理事会・総会、その後の懇親会と盛況のうちに閉幕でき、ありがとうございました。懇親会後には、2、3組が2次会へ向かったようで会員間の交流・ビジネスが盛り上がるのは大変嬉しいことです。

さて、4月のCeramitec 2024(ミュンヘン)に続き、4月301日の米国Ceramics EXPO 2024810日の大阪Ceramics Japanが開催。米国出張報告はHP(会員専用コンテンツ)にアップ済ですが、国内外動向を理解するには展示会は大変有益。欧米展示会は日本と比べると3D積層造形の展示が多いとのことです。展示会はソリューションを見極め、最新の技術と応用に出会い、講演を聞き、ネットワーキングを築くもので、やはり体感しないと何事もものになりません。

 今月は66日デジタルラボラトリー見学会(東工大すずかけ台)、7日デジタルラボ研究会、25 CMCコンソーシアム総会、27日セラ3D積層造形研究会見学会と続きます。また、国際標準開発受託事業では、11日エネルギー関連材料の電気特性評価、24日ファインセラミックス極薄薄膜の膜厚・密度評価方法の委員会がスタートします。

 

(韓国展示会)

735日、ソウルでInternational Advanced Ceramics 展示会が開催。JFCA職員が74日~5日の日程で出張しますので、現地で懇親会を希望される会員企業は国際部長の小柳まで御連絡下さい。

 

(今後の日程)

 HPの「年間スケジュール」を閲覧下さい。

712日:第1FCセミナー(東京大学 菅野智子教授)

717日:CJK標準化事務局会議(釜山国立大学にて日中韓ハイブリッド会議)

802日:イノベーションセミナー(核融合発電、サプライチェーン)

 

(オークリッジ国立研究所での話)

先月の出張で日本への示唆を聞くと、次のように耳の痛い話がありました。

・基礎研究へ十分なお金を出す米国政府。日本は出口付近だけ。これでは日本の科学技術の将来が限界。中国は粗いが政府は大きなお金を投資する。

・日本の地方大学が危ない。中国政府は大きな予算を地方にも配る。

・日本人大学生の英語はひどい。英語力はコミュニティに入るための言葉、今やドイツ、フランスの大学生は誰でも英語を話す。

・日本人のグローバル感が不足。知っていることも体感しないとものにならない、これでは日本の将来が難しい。

Executiveは決める人、日本は何故か変えたがらない、今も保守的で決め切らない傾向が強い。

以上









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