今年も残すところ10日余りとなってきましたが、年齢を重ねると1年の早さを特に感じます。
恒例の2024年JFCA10大ニュースです。
1.2023年のセラミックス生産額は3.4兆円(実績値)となり、
2024年のセラミックス生産額は過去最高の3.8兆円(対前年比10.3%増)となる見込み。
2.日本(JISC)中国(SAC)韓国(KATS)の国家標準化機関が主催し、
各国規格協会が運営する第22回北東アジア標準協力フォーラム(7月ソウル)で、
JFCA提案の「FINE CERAMICS」が新テーマとして採択。
3.政府の先導研究に先駆けて、東京大学・一杉研究室を中心とした
デジタルラボ研究会の会員企業による自主研究プロジェクトがスタート。
4.安全保障関連技術コンソーシアムが9月に発足。
10月の防衛装備庁防衛イノベーション科学技術研究所及び
ブレークスルー研究の発足で、安全保障のセラミックスが注目。
5.カーボン・キャプチャーを含む排出削減、ネットゼロ社会へ向けた方策について、
3月に「カーボンニュートラル将来ビジョン」を発表。
6.京セラ・日本ガイシの協力を得て、8月の恒例行事・経済産業省こどもデーへ初出展。
夏休みの子供たちを対象としてファインセラミックスの認知度向上を図った。
7.世界のセラミックス学会が集う国際セラミックス連盟(ICF)で、
7月開催の理事会で日米欧業界の提案International Day of Ceramicsが採択。
記念日の日程は、アカデミアで議論中。
8.11月、JFCA会員企業の英国Lucideon社から2週間の海外研修生受け入れ。
セミナーや見学会を通じて相互理解の促進と日英協力の強化を図った。
9.10月のCeramics Japan(幕張メッセ)に併せて、JFCAとの協力機関(MOU)の
米国セラミックス学会・会長、専務理事が来日し、会員企業との交流を図った。
10.1月、フランス・パリから高級品メーカのエルメス社がセラミックスの
新しい応用研究のためJFCAを来訪。まさに、材料でイノベーションを実現。
以上