先日、JAXA見学会でCMCコンソーシアム香川会長(東京工科大学長)は、最近企業や大学で会話がなくなってきたことを挙げ、イノベーションはまず相互の会話からと。私たちはお互いに自分の意見を主張し合うことに慣れていないため、退職代行サービスが増えるという話も聞きました。多様化する社会では対話する力を身に着けることが組織存続の鍵になります。JFCA見学会やセミナー等の色々な機会を通じて交流と対話が活発になれば幸いです。
さて、先月のテクノフェスタでは、600件以上の新聞記事から厳選した10社からの講演と産総研・村山副理事長(AI、量子、半導体とセラミックス)の特別講演があり、ユニコーンから大企業まで大変パンチのある発表のお陰で、その後の新春懇親会は大きく盛り上がりました。参加者から新しいパートナーとも出会えたという声もあり、新しい年に相応しいイベントとなりました。
今月は、5日のパワエレ第2回委員会が今年度最後の標準化委員会、10日から米国の3D積層造形サミット、26日にFC Reportの編集委員会、28日に見学会(堀場製作所 京都)と続き、各標準化委員会は今年度の受託事業の報告書とりまとめに入ります。
(参加者1000名の米国国際会議)
1月26~31日、Daytona Beachで米国セラミックス学会ICACC 2025が開催され日本から105名の専門家が参加。今月前半には会議概要をHPで報告します。また、26~30日のUSACA/CMC2025ではハイパーソニック向けの極超高温材料(UHTC)や核燃料材料が議論(アゼンダはHP会員専用ページにアップ済)されました。
(上海調査団)
2025年3月9~12日、上海で開催される第17回中国国際先進セラミックス展示会見学会にあわせて、中国最大の上海セラミックス研究所とファーウェイ上海研究開発センターを訪問。最近、よく目にする「日本はスゴイ」は大事ですが、冷静に海外を知る百聞は一見の見学会です。(担当部長:小柳)
(HPについて)
コロナを境にセミナーはオンライン参加が増加中ですが、Face to Faceは講義に立体感が増し、かつ、セミナー後の講師との意見交換会もあり有益です。JFCAのHPも情報アクセスの有効な手段のひとつで、毎月、訪問者は4,000名近くになり、項目別では会員専用ページが最大のアクセス数、次にJFCA紹介、年間スケジュール、会員企業紹介、FCレポートとなっています。引き続きご活用下さい。
(今後のスケジュール)
HP(年間スケジュール)から、今後3ケ月間の行事をご覧下さい。
最近、周囲ではまだ頑張っているコロナとインフルエンザ感染を聞きますので、暖かい冬とはいえ、皆様、お気を付け下さい。私は電車の中だけはマスク着用としています。
以上