今月は、新年度・新学期と節目の月です。JFCAでも2名の新しい出向メンバーが加わり心機一転の気持ちで事業に臨みます。
さて、先月の海外調査団で訪問した国際上海セラミックス展は900社を超える出展社と7万人の参加者で大変盛況、ここ2、3年で展示会の規模が拡大したようです。調査団の一人は5年振りの中国で、この間に着実に成長を遂げているとの感想でした。驚いたのは上海では50%が緑ナンバープレートの電気自動車(北欧70%、欧州30%)が走っていたことでした。日本の3%とは大きく異なり、やはり日本を出ないと気が付かないことがあります。旅先の綺麗なパンフレットを100枚見ても現地に行かないと分からないように、実際に目のあたりにしないと実感が沸きません。是非、会員の皆様、海外調査団には時間を惜しまず参加して下さい。
先月、3月12日の理事会で来年度の業務計画と予算、JFCA表彰が採択されました。ちょうど国際セラミックスデーの日と重なったため、コーヒーにケーキを添えてお祝いをしました。また、11日はセラ3D積層造形研究会(豊橋)、12日はデジタルラボ研究会(東京大本郷)、24日はADCAL講演会(JFCA)と研究会も盛況のうちに2024年度の活動を終えました。
今月は21日の役員選考委員会、25日の会計監査と来月の理事会・総会に向けた準備にはいります。委員会関係では、22日に Lithoz社長を迎えた3D積層造形に関する特別セミナー、21~25日は高出力レーザに関する国際会議TILA-LIC 2025(パシフィコ横浜)が開催されます。
(International Day of Ceramics:3月12日)
今年1月に国際セラミックス連盟(ICF)で採択された国際セラミックスデーは、直近のため今年は記念日制定の広報に留めることとし、日本セラミックス協会(学会)は、村田会長(村田製作所相談役)が3月6日の学会懇親会挨拶で国際記念日の紹介を行いました。また、米国セラミックス学会、欧州セラミックス学会は、3月12日にプレス発表を行っています。各国でのイベント等は2026年からですので、会員企業におかれましても、機会をとらえて国際セラミクスデーの広報やイベントの企画をお願い致します。
(高機能セラミックス展(Ceramic Japan):大阪)
5月連休明けの5月14日~16日は、第10回Ceramic Japan関西展が高機能素材Week展の中で開催、3万人の来場者を見込んでいます。是非、インテックス大阪へ足を運んで下さい。
(上海出張報告)
3月9~12日、出展企業数900社を超える第17回中国国際先進セラミックス展示会、中国最大のセラミックス研究所の中国科学院上海硅酸盐研究所、アップル研究所より大きく敷地内に電車も走るファーウェイ練秋湖研究開発センターの出張報告書をHPにアップします。参加者は異口同音にとても充実した出張で多くを得ることが出来たとのこと、まさにSeeing is believingでした。是非、じっくりと報告書を御一読下さい。
(人事異動)
4月の人事異動で技術担当部長としてデンカから光永敏勝様(川野部長の後任)、太陽誘電から井川泉様(TDK黒木部長の後任)を迎えました。「頼りになるJFCA」となるべく、引き続き会員企業の皆様の御支援、御協力を宜しくお願い致します。
以上