10月21日26年度第3回見学会が東京都国分寺市にある公益財団法人鉄道総合技術研究所様で実施されました。この見学会は広報委員会交流企画分科会の企画で、22名の参加者がありました。
鉄道総合技術研究所様の歴史は大変長いのですが、国鉄民営化にともない1986年に財団法人鉄道総合技術研究所として設立され、日本国有鉄道が行っていた車両・土木・電気・情報・材料・環境・人間科学など、鉄道技術に関する研究開発を継承する組織として事業活動を推進されています。
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平成26年度第3回見学会
鉄道総合技術研究所
当日は、はじめに研究所の設立経緯及び活動概要について、電力技術研究部の兎束部長様からご紹介いただき、続いて研究所紹介のビデオを拝聴しました。その後、鉄道技術総合研究所で取り組まれているテーマの一つである「セラミック鋳ぐるみ車両ブレーキ制輪子の開発」について、材料技術研究部の宮内室長様からご紹介いただきました。
研究所の施設見学では、最初に建物の外に置かれている超伝導リニアの試験車両”MLX-01”を見学しました。その後、用意していただいたバスで移動し、C/C複合材製パンタグラフすり板および摩耗試験設備、燃料電池・バッテリ-ハイブリッド車両”R291系”に搭載された燃料電池とLiイオンバッテリを見学しました。
さらに、歩いて300m級超電導き電ケーブルを見学しました。ゼロ抵抗送電が可能な超伝導き電線の適用を目指している技術で、広大な場所を取る変電所をコンパクトにすることが可能となるとのご説明で、貴重な試験設備を見学することができました。
さらに、歩いて300m級超電導き電ケーブルを見学しました。ゼロ抵抗送電が可能な超伝導き電線の適用を目指している技術で、広大な場所を取る変電所をコンパクトにすることが可能となるとのご説明で、貴重な試験設備を見学することができました。
盛りだくさんの内容で、充実した2時間半の見学会となりました。また、宮内研究室長様のご講演や見学させていただいた評価施設・車両ごとに、参加された皆様から予定していた時間を超えるほど活発に質問が出され、高い関心を持って参加して下さったことを実感しました。参加された皆様にとって、今後の企業活動に有意義な見学会になったのであれば、幸いです。
最後になりますが、工場見学や技術紹介でご親切に対応していただいた鉄道総合技術研究所の皆様、開催までご尽力いただいた電力技術研究部の兎束部長様、見学会にご参加いただいた皆様のご協力に、心より感謝いたします。また、これからもタイムリーで皆様の関心にそった見学会を企画したいと考えていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後になりますが、工場見学や技術紹介でご親切に対応していただいた鉄道総合技術研究所の皆様、開催までご尽力いただいた電力技術研究部の兎束部長様、見学会にご参加いただいた皆様のご協力に、心より感謝いたします。また、これからもタイムリーで皆様の関心にそった見学会を企画したいと考えていますので、今後ともよろしくお願いいたします。