JFCA紹介
中長期計画
事業内容
1. ファインセラミックス産業に関する情報の収集及び提供
(1) 広報委員会活動による異業種交流の促進
交流企画分科会は、分科会活動として、ポスターセッションによる新製品・新技術の紹介、専門家による講演会、見学会等を開催し、ユーザー・メーカーが一堂に会し、かつ異業種企業の会員相互の緊密なる情報交換を行います。
(2) 会報 ”FC Report” の編集発行
ファインセラミックスに関連する国の施策、関連産業情報、技術解説、新製品・新技術の紹介、タイムリーなテーマ特集、産業統計、内外のニュースなどを内容とした会報”FC Report”を季刊で発行しています。
(3) ファインセラミックスに関する生産、流通、消費及び貿易についての調査
ファインセラミックス原料、材料及び部品の生産状況及び輸出入状況並びにその傾向について、1983年より毎年ファインセラミックス関連企業にアンケート調査を実施し、その結果をファインセラミックス産業動向調査報告書としてとりまとめ、会員に報告すると共に、広く各界においても利用されております。
2. ファインセラミックス産業に関する調査研究
ファインセラミックス産業の技術戦略から市場・技術動向に係わる各種調査研究や重点分野の開発、利用動向の実態の調査研究などを行い、その成果を調査報告書にとりまとめ、一般に公開しています。
最近の調査研究の例では、国家産業技術戦略の一環としての「ファインセラミックス産業技術戦略」、「生体人工関節及びその評価技術の開発」、「シナジーセラミックスの研究開発における成果普及に関する動向調査」、「ファインセラミックス産業における重点技術(ナノ材料技術)の基盤調査」等があります。
3. ファインセラミックスに関する標準化及び規格化についての調査
標準化委員会ではファインセラミックス産業の発展に必要な工業標準化推進計画を策定しております。この計画に沿って、国からの委託を受け1983年から継続してファインセラミックスに関する製品及び試験方法の規格の統一ならびに標準化推進のための調査研究を行っています。調査研究の完了した項目については工業標準新規原案の調査・作成の委託も受けております。
規格化においては国際規格との整合性を考慮するとともに、ISOの専門委員会を通 じて国際規格化の提案も併せて行い、我が国の意見を国際規格に反映させております。
4. ファインセラミックスに関する国際協力の促進
ファインセラミックスに関する国内関連団体である(財)ファインセラミックスセンター、(社)日本セラミックス協会などと連携を保ちつつ、海外関連団体との情報交換、人的交流の促進、国際会議への貢献、海外専門家による特別講演会の開催などの国際交流を図っております。
5. ファインセラミックスに関する市場動向、技術開発に関する講演会などの開催
ファインセラミックスに関する新製品・新技術、市場について、会員の関心あるテーマを選び、講演会、講習会、見学会、シンポジウム、展示会などを適時開催し、ファインセラミックス産業の振興、普及・啓発に努めています。
6. 国内外の関係機関、団体、学官との連携および協調
国内外のファインセラミックス関係機関、団体、大学、独立行政法人、公立研究機関と連携し、事業に協力すると共に、産官学の情報交換を行っています。
また、ファインセラミックスに関する地域の団体からなるファインセラミックス関連団体連絡協議会の事務局として、地域の試験・研究機関との情報交流に努めています。
7. ファインセラミックス産業の振興に顕著な業績があった個人、企業、団体の表彰
ファインセラミックス産業の振興・発展を奨励するため、日本ファインセラミックス協会賞として産業振興賞、功績賞、技術振興賞、国際賞、地域賞を設け、各々の分野で 顕著な業績のあった個人、企業、団体を毎年表彰しています。
組織図
委員会
広報委員会は、協会の対外的窓口としての役割を担っています。このため、魅力ある協会作りを目指して、会員への有益な情報の提供及び非会員への協会PRを行うことが重要です。
活動方針としては、
●ホームページ、協会パンフレット、FCレポート等を通じて、存在感のある業界団体としての協会のPRを積極的に行います。
●ホームページのコンテンツの充実を図り、より有益な情報の提供および交換ができるようにします。
■標準化委員会
標準化委員会は「ファインセラミックスに関する標準化及び規格化に関する調査研究、企画原案作成並びに普及の促進」を目的とした委員会です。下部組織として分野別にEC-1~EC-9までの7つの標準化専門委員会があり、下記の活動を行っています。